馬乗り馬頭観音その 38

 3.20(木) 曇(晴) 北東 小 

 月例の防錆運転です。館山道で高速練習と考え、ETCをセットしたところ、あれれ、反応なし。気持ちを取り直し、いつもの小櫃~月崎ルートに向かいました。

 休日なので行き交う自動車、オートバイは多いようですが、前後恵まれて、快適な街道練習となりました。

 県道32号線 大多喜君津線の内山トンネル近く、川谷の山中に資料に無い馬乗り馬頭観音が建っていることを思い出しました。ここは所在の確認及び参拝の実施と考え、かくのごとく行動いたしました。

 集落からは旧道へのアプローチが見つかりません。仕方がないので県道側から見当をつけて山に入ります。丁度大多喜と木更津を示す青看板のあたりから入ります。藪漕ぎ格闘で大汗ものです。

 諦めようか思案していると、斜面にピンクリボン。高いところにももう一本あります。もうひと頑張りです。滑る斜面を這い上がると、旧道が現れました。倒れた文字塔が散見できます。ここです。

川谷の一尊

 目が慣れて周囲を探索するとたくさんの野仏様が祀られています。旧道はほぼ廃道の様相で荒廃していますが、その中に馬頭のような木漏れ日を頂いて立っていました。

三面憤怒像

 怖いお顔です。ご奇特な方が数年前に整備されて蘇ったそうです。馬頭観音は憤怒像が多いですがこちらは本当に怖いお顔です。諦めかけたことはお見通しで、「しっかりせい」と、叱られた心持になりました。

県道の様子

 街道の奥 中央やや左側の青看板先 ガードレール手前から入る。往きは藪漕ぎ、急登ですが、帰りは旧道を下ります。もはや道と云うより沢です。最後は民家の庭先を御免蒙りまして・・・失礼いたしました。

 馬乗り馬頭観音その n はひと先ず終了 次回からは "何処そこの何某" と、所在地をタイトルに加えます。

 天候に恵まれ、馬乗り馬頭観音にも参拝できて素晴らしい街道練習になりました。リアに荷重を加えてグイーンと旋回していく感覚も少し蘇ってきました。うしし・・・な午後になりました。


 

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