窓際のトットちゃん

 7.27(土) 曇(晴) 西南 弱

 7月に入ってすぐに、トモエ学園のTV番組がありました。ゲストに黒柳徹子さんが招かれて、学園と小林校長先生ほかの思い出を話され、トモエ学園も小林校長先生も知らなかった私はトモエ学園について少し知りたくなりました。

 トモエ学園については窓際のトットちゃんに詳しく記述されているらしい。恥ずかしながら読んだことがなかったのだからちょうどいい。元在学生が著したのだから間違えないはずです。

窓際のトットちゃん

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 公立小学校からの転向を余儀なくされたトットちゃんのトモエ学園での様子が紹介された内容です。2,500万部も売れたそうですから、面白くない訳はありません。

 問題児だったトットちゃん 子供を個人として対峙してくれる小林校長先生が大好きになる。先生方、級友、学友そして障害者 みんな闊達に自ら学ぶ気風を醸成していたと考えます。

 転校入学 学園での日々 生と死 戦争 空襲 学園の焼失 小林校長先生のことを伝えたかったという思いから窓際のトットちゃんを書き下ろしたそうです。

 小林宗作は知らなくても黒柳徹子は誰でも知っています。トットちゃんの所期の目的は大成功です。本の印税の全額寄付により、ろうあ者・身体障害者のための通所支援施設「社会福祉法人トット基金」が設立されたそうです。

 目標を定め一心に取り組める生き方は素晴らしい。目標は無限に存在しますが、よく見えなかったり、諸般の事情で諦めたり、道半ばで息が切れちゃったり。そりぁたいへんです。生きてるんですから。

 まだお読みでない方は是非 既にお読みの方にはお気に入りの段を何度でも、短編集仕立てなのでどこから読んでも即没入できる。罪もなく、毒もない。あっさりと感動できますよ。

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