馬乗り馬頭観音その26
10.29(日) 曇(午前に雨) 北西 中 午前中ザアっときたものの午後には回復し、過ごしやすい秋晴れとなりました。よし、この日を待っていました。藪を漕いでも大汗をかかずに済みます。向かった先は、上高根の馬乗り馬頭観音 自転車を置かせていただく 上高根の行屋に自転車を置かせていただき、歩いて向かいます。南東へ 200メートルほど上ると尾根筋の古道と交差します。古道とは云うものの倒木や枯れた竹が行く手を阻みます。足元を見れば猪が耕した痕跡がはっきり見て取れます。 長袖長ズボンは必須となりましょう。古道を東へ 150メートルほど進み、道がやや下るところにありました。 やっと見つけた上高根の一尊 倒れてはいますが、しめ縄も新しく大事にされているようです。 正面から 倒れて笠も外れてしまっていますが、手綱や持物をつかむ手など細かく彫刻された見ごたえのある一尊です。日光に照らし出されたお顔の摩耗がやや進み残念です。やっと出会えた感謝を込めてお参りいたしました。 個人宅の一尊を除いて市原市の馬乗り馬頭観音の巡礼は終了しました。この夏は馬乗り馬頭観音巡礼のひと夏でした。まだまだどこかにひっそりと建っておられるかもしれません。